etSETOraエトセトラ

新型コロナウイルス感染症の感染拡大が一段下火になった2021年11月中旬「やっぱ広島じゃ割」地域観光支援割クーポン等の割引プランを利用して観光列車et SETO ra(エトセトラ)を利用して呉観光に行ったようす

エトセトラは呉線・山陽本線で2005(平成17)年10月から2019(令和元)年12月まで運転されていた「瀬戸内マリンビュー」を再改造したもので、列車名はラテン語で「その他いろいろ。等々。…など。」の意味と、広島弁で「たくさんの」「多くの」という意味を持つ「えっと」に由来。ロゴマークは、「人・街・食・伝統・風習などの様々な思いが、ひとつのレールで繋がり、また違う地域を訪れることで、さらに大きな繋がりを持つ。」という思いを「etSETOra」の文字を繋げて表現している。2021年10月2日より、「etSETOra」は復路も呉線経由の運行となりました。

etSETOra

備後赤坂まで回送されていた列車が尾道1番線に入線します

往路の列車は、終点の尾道駅に到着して乗客を降ろした後、備後赤坂駅まで回送されます。そこでしばらく停車してから折り返し、尾道駅から復路の列車となります

(尾道駅の上り線からは折り返しのための逆出発が出来ません)

etSETOra発車

14:38分運転手と車掌が乗りこみ発車となります

尾道14:38発 三原14:54 忠海15:18

広島←→尾道 2,520円(乗車券1,520円,グリーン券1,000円が必要です

2号車

2号車の内装は、瀬戸内の山の新緑を表現していて床は尾道の石畳をイメージしているそうです

2号車で元々はキハ47 3002。瀬戸内マリンビュー時代はキハ47 7002。バリアフリー対応トイレを設置しています

1号車

1号車は宮島の秋の雰囲気を表現しているとのことで床の柄は宮島の千畳閣をイメージしているそうです

車内のバーカウンターでは、沿線の美味しいお酒やおつまみをご提供します

1号車は元々はキハ47 2011。瀬戸内マリンビュー時代はキハ47 7001で改造前と同様、前面貫通扉と種別表示、運転席側の乗降扉が埋められています

バーカウンター

車内販売カウンター兼バーカウンターが1号車に設けられており、復路ではバーカウンターとしても営業します

カクテルは、etSETOraオリジナルカクテルとノンアルコールカクテル、「SETOUCHI BLOSSOM

大久野島

この島は、広島県竹原市の大久野島。 700匹以上の野うさぎが生息することから、通称 “うさぎ島”と呼ばれており、国内外の多くの観光客が癒しを求めて訪れています そんなうさぎ島の頂上にそびえ立つのは、日本一高い送電鉄塔、「大三島支線」

その高さ、226m 大三島支線は、2km先の対岸まで送電線が張られており、その下を船が安全に航行できるよう、高く頑丈に建てられています

忠海

忠海の名前が歴史的な史料に登場するのは、康応元年(1389年)の『鹿苑院殿(足利義満)厳島詣記』で 「御舟を洲に押掛てゆかざりければ、はし舟をめしてただの海の浦といふ所のいそぎはに、あしふける小屋にやどらせ給ひける程に、しほ満ち来りて御舟おきぬとてまゐれり、又めしてこがせ給」と書かれています

現在の忠海の町名の基礎となる街区の整理をおこなったのは、芸州三次藩主浅野長治

仁方

仁方(にがた)は、広島県呉市に位置する地区。新潟村・仁賀田村と呼ばれた時期があり、潟の字から湿地帯であったと考えられる。白と黒のコントラストが交叉する海鼠壁(なまこかべ)を用いた蔵作りの町並みが残る

また、瀬戸内海に近接しているため釣り人が多い。地場産業は鑢(仁方やすり)の生産であり、メーカーの集まる「やすり団地」は、やすり全国シェア95%の大産地である

外観

外観は瀬戸内の海の「青」、海岸線から見える波の「白」をイメージし、せとうちの穏やかな風景を感じさせるデザインだそうです

1号車:キロ47-7001
2号車:キロ47-7002


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