海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)

日本で初めて、実物の巨大潜水艦を陸上展示する博物館「海上自衛隊呉史料館(愛称:てつのくじら館)」は、「潜水艦の発展と現況」や「掃海艇の戦績と活躍」などに関する歴史的な資料を通して、海上自衛隊の歴史や、呉市と海上自衛隊の歴史的な関わりについて紹介する史料館です。

 陸揚げされた実物の巨大潜水艦に乗艦することもでき、艦内には、艦長室や士官室などの艦内生活の一部が再現され、潜水中の環境や生活を疑似体験できるほか、潜水艦の構造を実際に「見て」、「体感する」貴重な体験ができる史料館です。

潜水艦あきしお

史料館建設の目的

海上自衛隊呉史料館は潜水艦と掃海を展示する史料館です。

海上自衛隊の有する資料の展示・保存等を通じて、海上自衛隊員の教育及び、広く国民一般等への広報活動により海上自衛隊に対する理解の促進並びに地域との共生に貢献することを目的としています

潜水艦の発展と現況や掃海艇の戦績と活躍等に関する歴史的な展示資料を通して、海上自衛隊の歴史を紹介するとともに、呉市と海上自衛隊の歴史的な関わりについて紹介する史料館をめざしています

潜水艦と掃海艇

潜水艦の発展と現況や掃海艇の戦績と活躍等に関する歴史的な展示資料を通して、海上自衛隊の歴史を紹介するとともに、呉市と海上自衛隊の歴史的な関わりについて紹介する史料館をめざしています

[展示室 ] 午前10時~午後6時まで(展示室入館は、午後5時30分まで)

休館日火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日休館)
[ 年末年始 ] 12月29日から1月3日

潜水艦あきしお

ゆうしお型

潜水艦「あきしお」

長さ76.2m(ジャンボゼット機並み

高さ16.3m(5階建ての高さに匹敵)重さ2,250トン

●昭和60年浸水、平成16年3月除籍

魚雷

水中を航走,敵艦船の水線下に命中爆破する海戦用攻撃兵器特に潜水艦の有力な攻撃手段であるが,水上艦艇や航行機からも発射または投下できる。1864年オーストリア海軍のルピスが英国のホワイトヘッドの協力で初めて製作。大型のものは61cm×9m,炸薬(さくやく)量500kg,核弾頭のものもある。速力30~50ノット,射程4万m程度まで。推進は通常圧縮空気による。無航跡魚雷としては蓄電池による電動機推進の電気魚雷や,1933年日本で完成した酸素魚雷がある

潜水艦あきしお乗艦

潜水艦あきしおは、全長76.2m、重さ2,250t、1986年から2004年まで、実際に海上自衛隊で使用されていたものです

1985年に進水したゆうしお型潜水艦あきしおは、さまざまな任務を遂行し、2004年3月に除籍

2006年9月に国内最大級の起重機船(クレーン船)で陸揚げされ、呉史料館に展示されました。

この実物の潜水艦に乗艦して、艦長室や士官室などの生活の一部が見学できます


上に”width=