海上保安資料館
海上保安資料館は、昭和55年(1980年)、海上保安庁創設30周年記念事業の一環として、海上保安庁の足跡を後世に残すべく、広島県呉市にある海上保安大学校敷地内に建設されました。
館内には、既に現役を引退した巡視船艇、飛行機及びヘリコプターなどの写真、現在も使用されているヘリコプター搭載型巡視船などの模型、海上保安庁の業務る写真パネル・模型など約1,000点近い展示物が並んでいます。また、平成13年12月九州南西海域不審船事案で銃撃を受けた巡視船「あまみ」船橋前面の展示をしています。
完全予約制(平日の午前9時から午後4時まで)
休館日:土曜・日曜・祝・祭日及び年末年始の休日
開館時間:09:~16:00 入館無料
昭和26年4月:海上保安大学校設置
<海上保安大学校は、海上保安庁幹部職員に必要な専門的知識及び特殊技能を修得する教育訓練のため、昭和26年(1951年)4月に創設されました。
そのため、当校では、「人格の陶冶とリーダーシップの涵養」、「高い教養と見識の修得」及び「強靭な気力・体力の育成」を通した、海上保安業務の広範な職責を担うグローバルリーダーの養成を目的としております。
1階には
海上保安庁創設コーナー
巡視船艇・航空機コーナー
船艇艤装品コーナー
巡視船「あまみ」の船橋展示コーナー
2階には
警備救難業務コーナー
海洋情報業務コーナー
交通業務コーナー
体制の変遷コーナー
海上保安庁解役(引退)艇の号鐘・舵輪・救命浮環などの艤装品を展示しています
船舶の遭難時に使用する、ゴム、ナイロンの膨脹式のいかだ。
救命いかだは、どちらから着水しても天幕を正展状態で展張させる両面型膨脹式救命いかだのため、膨脹時および乗り込みまでの時間が短縮できます
既に現役を引退した巡視船艇、飛行機及びヘリコプターなどの写真、現在も使用されているヘリコプター搭載型巡視船などの模型、海上保安庁の業務を紹介する写真パネル・模型など約1,000点近い展示物が並んでいます
平成13年12月、九州南西海域不審船事案で被弾した巡視船「あまみ」の船橋部分、船橋内で被弾した装備品のうち、甲板監視テレビ、気圧計、航海用レーダーの指示器、レーダ・スキャナー、前部マスト灯などを展示しています
昭和天皇ご愛用のボート
このボートはスライディングフォアと云い座席が
スライドする4人乗りの競争艇です。
大正初期(1,910年代)愛用され昭和天皇が皇太子時代に葉山でご使用されたもので 昭和32年11月に海上保安大学の教育訓練に資するため 宮内庁から下賜されたものです
主要目
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長さ9.85m 幅0.95m 深さ0.48m